知らぬ間に遺伝子操作された「納豆菌」納豆を食べている現実から  野菜情報VOL.672 令和5年9/10~9/16

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 『遺伝子操作された納豆』を知らぬ間に私たちが食べている事をあなたは知っていますか?」そんなショッキングなツイートがSNSで流れていました。健康ブームの中で発酵食品は食べ物のもつ栄養価を増やし、消化吸収を良くし、またアンチエイジングの抗酸化物質を生み出すといった機能がある為、良く取り上げられています。また、新型コロナウイルスでは納豆やヨーグルトなどの発酵食品が腸内環境に働きかけ免疫力を上げるという事で注目されました。

 しかし、現実には、今、一般市場では添加物まみれの発酵食品に覆いつくされ、それがかえって不健康を招くという事態が隠れているのです。例えば発酵食品のひとつであり日本人が昔から食べていた漬物は、塩分の力で長期保存を可能にする食べものですが、現代栄養学では塩分の取り過ぎが目の敵にされ、その結果、減塩で長期保存できる漬物がつくられるようになりました。そして、今、スーパーで販売されている食品の中で防腐剤が多く使われている3大食品に漬物が入っていると言われています。「健康のために食べていたのに、それが健康を壊す原因だった」という事が無いように、私たちを取り巻く「食」の現実を知り、健康を守る選択をする事が大切です。

 冒頭の納豆とは、前にも一度書きましたが、大量生産に使われている納豆の「納豆菌」の殆どが遺伝子操作されているという事実の事です。本来の「納豆菌」に、まず紫外線照射をします。すると突然変異をおこし、「納豆菌」は90~99パーセント死滅します。その残った1~10パセントの納豆菌に、さらにもう一度、紫外線照射をします。それにさらにN-メチル-N’-ニトロ-N-ニトロソグアニジンという化学薬剤で突然変異をおこさせます。そうして出来た人工的な「スーパー強力納豆菌」は大豆にほんの少し混ぜるだけであっという間に大量に納豆が出来るのです。この「納豆菌」を開発したメーカーが全国の納豆メーカーにこの遺伝子操作された「納豆菌」を卸しています。そして、さらに日本で食べられている大豆の殆どがアメリカ産で遺伝子組み換えの可能性が高く、グリホサートという世界中で使用禁止が進んでいる残留農薬の危険もあります。また、付属されているタレは添加物まみれで、容量は少なくても、大量の添加物をとる事になります。

 げんきの市場で主宰している佐藤先生の健康講座で「添加物」をテーマにした時、出席された方が「これじゃあ何も食べる事が出来なくなるわ」と困惑されましたが、それが私たちの取り巻く「食」の現実なのです。生命を育む「食べもの」が、経済の中で「商品」となり、利益を追求するための「道具」になりました。そしてそれは企業が巨大になるにつれ激化し、添加物や遺伝子組み換えなどあらゆる方法で効率よく利益追求する手段を重ねています。そして、それが冒頭の「遺伝子操作された納豆」なのです。今このように「食」の現実が隠され、年々、益々見えにくくなっています。

 このような食の真実が見えない社会の中で、私たち「げんきの市場」は新たに「畑が丸ごと見えるマーケット」というのぼりを店頭に掲げました。それは私たち「げんきの市場」自身がこの時代の中に取り組む新たな未来への挑戦です。そして、それが私たちが地球の中の一員として生きる「食」の喜びへとつながり、私たちの暮らしの中へ「生命のしきたり」を取り戻すきっかけになる事を心から願っています。自然界に直接つながる食事をいただく時、家族で囲む時はもちろんの事、例え1人の食卓であっても、それは自然界(地球)よりの祝福の姿なのです。「畑が丸ごと見えるマーケット げんきの市場」は、ご縁を頂いた皆様の食卓の中に安心と喜びがある毎日をお届けします。

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