地球と自分を感じる時間 お月 見愛は農園にある。 第十八葉 ここさんぽ 中川ゆか

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暑かった昨年と打って変わり、今年の9月は涼しく、秋らしい空気です。

秋といえばお月見。気温が下がり、澄んだ夜空に月が輝くこの季節、太古の昔から人びとは、豊作祈願と収穫への感謝を込めて月を眺めてきました。

昼に出たり、雲で隠れたり、目立たないこともある月ですが、地球にとってはとても大きな働きをしています。
潮の満ち引きや地球の自転の速度、そして生物のリズムにも影響を与え、もし月がなかったら生物多様性が少なくなっていたかもしれません。女性の体の周期や出産にも、月が関わっていると言われています。

そんな地球と私たちの体のリズムをそっと整えてくれる月。ふと見上げるのもいいものですが、カレンダーに予定を書いて、準備を楽しみながら、ゆっくり月を眺めるのも素敵です。

越谷は河原が多く、高い建物も少なく見晴らしがいいので、東の空から昇ってくる月を見るのにぴったり。
お団子をつくったり、お酒をもっていったり、歌や楽器を奏でたり。

夕方の河原では涼しい風が吹き渡り、いい夕涼みになります。

お月見といえば十五夜、中秋の名月。今年は9月25日。
芋名月とも呼ばれ、里芋やさつまいもを供えます。
飾りには、河原に揺れているススキはもちろん、ねこじゃらしもかわいらしく、時期の彼岸花もよく映えます。

もう一つのお月見、十三夜は今年の10月23日。
栗名月・豆名月とも呼ばれ、こちらは栗や豆をお供えします。

旬の野菜や果物を名に冠したお月見は、秋の実りの豊かさ、美しさを表し、想像するだけでわくわくしますね。その時期の作物を月にお供えする文化も素晴らしいです。
自分の感性を思う存分発揮して、お月見のしつらえを楽しみましょう。

*夏の暑さを乗り越え、市民農園で藍が育ちました!叩き染め、生葉染めをします。

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