日本海側を中心に記録的大雪になっていますが、埼玉県でも朝晩の冷え込みが厳しい毎日が続いています。1月22日の大寒の朝、「げんきの市場」に野菜を並べに来た生産者の石垣さんに「おはようございます!寒いですね~」と挨拶すると、「いや~、この寒さで水道管がついに破裂しちゃいましたよ」との返事。石垣さんの家で外からシューという音がするので、家の回りを調べると配管から水が漏れていたそうです。水道業者の方に来て頂いて応急手当していただいたそうですが、業者の方いわく「今、水道管が破裂する家が本当に多いのですよ。昔からの家の場合(石垣さんのお宅も)、水道管の太さが13mmの配管でつくられていることが多いのですが、そういう家からの修理の電話がひっきりなしに入っているんです。それで、『20mmの配管にしないと、また、同じ
事になるかもしれない』と、そのお客様にアドバイスしたんですが、配管の太さを変えるとお金が余計にかかるからと、その方はそのままの13mmでなおしたら、修理した翌日にまた破裂して、結局、水道管の太さを変えたんですよ」と、話されていたそうです。そして、その修理の方は「昔の寒さなら13mmでも大丈夫なのが、異常気象の中で、夏の暑さ同様に、冬の温度の下がり具合も厳しくなっているのかもしれません」と、説明されていたそうです。
この話を生産者の山崎さんにお話しすると「うちは破裂まではしませんでしたが、やはり外の配管の水が凍って、修理屋さんを呼びました。うちは配管の太さは変えませんでしたが防暖を厚くしました。長ネギの生産者の渡辺さんの家でもお風呂の給水の配管が破裂してそこから水がもれ、2日間、お風呂に入れなかったようです。記録的な大雪が日本海側で降っていますが、こっちの方の朝晩の冷え込みも記録的?かどうかはわかりませんが、かなり厳しくなっているようです」。1月下旬に北陸や東北、北海道に降っているこの記録的な大雪は人為的な地球温暖化が関係している可能性があると、異常気象と地球温暖化の影響を分析している「極端気象アトリビューション(WAC)」が分析しています。そして、東日本や西日本の太平洋側では「30年に一度と言われるほどの雨が少ない天気」(気象庁 及川所長)になっています。
そこで、この異常気象の中でのこの時期の畑の様子を山崎さんにお聞きしました。「立春を向かえるこの時期は、本当なら春のホウレン草等の葉物類や人参の種を畑にじか蒔きをする時期なのですが、異常な低温と雨の少なさで遅れています。それに畑にある冬野菜全般はこの気候の中で成長が止まったまま、出荷が進んで少なくなっていますが…、問題なのがオレンジ白菜なんです。この寒さの中でまったく雨が降らず、本来なら徐々に巻いていくはずが、巻かないままです。3月中頃まで出荷するだけの数が畑に残っています。これだけ寒いので白菜の甘みがのって充分美味しいんですけどね。このまま雨が降らないと巻かないままになります」。そこで、このような気象の中で畑に残っているオレンジ白菜を無駄にせず美味しく頂くために、急遽「第4回 くらしば」を開催させていただく事になりました。当日は「げんきの市場」で人気だった「山崎さんの白菜漬け」や在日韓国人のキムさんの「キムチ漬け」などの作り方を伝授して頂きます。詳しくは裏面の案内をご参照ください。自家製の漬物で季節に繋がり、日々の暮らしの中に新たな彩を添えてください。
