安全な食品を販売し続けるために一番大切な事 野菜情報VOL.745 令和7年3/23~3/29

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2月から3月にかけて店頭とLINEで行いました「げんきの市場の利用者アンケート」では101人ものお客様から回答を頂きました。本当に多くの方にご回答頂き心より感謝致します。またお忙しい毎日なのに、熱心なコメントをたくさん寄せて頂きました。そのひとつひとつをスタッフ一同で共有し、「げんきの市場」が皆様のお役に立てるより良い店へと成長し続けることが出来るように取り組んでまいります。今後もより一層のご指導ご鞭撻の程、心よりお願い申し上げます。

 アンケートの中で「げんきの市場を利用する理由」を選択方式でお聞きした所、1位が「安全な食品が食べたいから」74.3%で、2位の「美味しい食品を食べたいから」(6.9%)、「地域の食品を食べたいから」と「地域の農業を応援したいから」(各5%、同率3位)を抑えて、圧倒的な理由でした。「げんきの市場」は取扱商品の100%が安全性にこだわったものです。安全なものしか販売しておりません。その事を評価していただいた事を心より感謝致します。そして、これからも、応援していただいている皆様の健康を守る事が出来るよう努力してまいります。

 今、この時代の中で私たちの健康を守る事は増々困難になっています。今まで20年以上に渡りこの野菜情報の中でその都度、農薬や化学肥料、添加物や遺伝子組み換え作物、ゲノム編集や秋田小町Rの推進等、様々な手法で食の安全が脅かされている現実をお伝えしてまいりました。そして、それらはその時々に起こった過去の問題でも、一過性の問題でもなく、今現在も年々増々、巧妙に、より一層酷くなっているのが現状です。なぜなら、それらは経済が全ての物差しである社会の中で、政府と企業が共同で押し進めているものだからです。そうした中で「自分(家族)の健康は自分で守る」、その意識がなければ私たちは健康を守る事が出来ない時代となりました。

 今まで野菜情報で取り上げてきた内容をほんの一部を抜粋致しますと、

・コメ業界の偽装表示とブレンド問題(野菜情報VOL.365)

・業界が暴露!500円で販売される弁当が原材料費56円で作られる実態(野菜情報VOL.474)

・中国・EU・ロシアでも輸入禁止されている肉を日本人は食べている(野菜情報VOL.554)

・食品添加物の指定外「たんぱく加水分解物」と「酵母エキス」の実態(野菜情報VOL.564)

・蔓延する殺虫剤ネオニコチノイド系農薬の実情と健康予防策(野菜情報VOL.586)

それ以外にも、化学の進歩と共に多くの事象で、利潤を生む為に「食」は歪められています。

 「スーパーでも地元野菜の直売をしていますが、何処が違うんですか?」と、お客様に聞かれる事があります。その時はスーパーに出されている方から聞いた「スーパーで販売していると、実際、レタスの中から虫が出てきたら出荷停止の大問題。だから、結局、農薬は使わないとね…」という言葉をお伝え致します。農薬はそうした生産リスクを回避する為使われますが、お客様に手渡すべく本当の価値を守る為に、私たちはたとえリスクがあったとしても売り続けます。そして、それはそうした野菜の価値を理解して頂ける消費者がいて始めて成り立つのです。感謝しかありません。

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