暮らしの中で畑に直接つながる醍醐味それが「げんきな畑倶楽部」暮らしの中で畑に直接つながる醍醐味 野菜情報VOL.692 令和6年2/4~2/10

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昨年の10月からスタートした「げんきな畑倶楽部」が今年3月に終了いたします。そして、新たに4月から9月の6か月間で参加される方を募集しております。そこで、今週は参加された方の感想をご紹介させていただきながら、「げんきな畑倶楽部」の活動をご報告いたします。まずはお子様の写真を提供していただいたSさんにお話をお聞きしました。

 「農業には興味があって、農家さんのお手伝いをしていたので、初心者ではないのですが…。大規模な畑の仕事の一部分をお手伝いするのと、自分たちで畑を管理するのとではまったく違った経験でした。子供たちも種をまいて、間引きをして、そして最後に大きく育った野菜を収穫するという経験を心から楽しんでいました。畑の面積も少し小さいように思っていたのですが、思ったよりたくさん収穫出来て、4人家族で食べるのに丁度いい量の野菜を収穫できました。種類は水菜、ほうれん草、かぶ、大根、ブロッコリー、のらぼう菜、人参と豊富に育ち、あっという間に大きくなった感じです。大根が好きではなかった子供が、大根が食べれるようになりました(笑)」最後に、「野菜作りをスタートしての一番の感動は?」とお尋ねしたところ、「自分たちで育てた野菜の味は別格の美味しさですよ」との事です。

 それ以外にも、畑を半分に分けて有機栽培(無農薬有機肥料栽培)と自然栽培(無農薬で無肥料)で育てた方は、「育つスピードや育つ大きさがあまりにも違うのでビックリ。ただ、自然栽培の畑も小さいなりにちゃんと育って、野菜の持つ生命力には改めて感動しました」。また、お子さんとご一緒の方は「種をまくのも、収穫するのも、ひとつひとつを一緒に楽しみました。裸足で土の感触も楽しかった…」。その他にも「12月に山崎さんを囲んで参加者みんなで1品料理を持ち寄りでやった親睦会が楽しかった」とのご意見もありました。2月には味噌マイストロ(ホールフード協会認定の資格)の資格を持つ参加者を囲んで有志で味噌づくりの会をやるようです。このように「同じ釜の飯」ならぬ「同じ畑を中心にした」コミュニティーもまた楽しいようです。

 ご指導されている生産者の山崎秀壽さんは「毎週、土曜日には隣の地区会館を使えるようにしているのでその日に来る方が多いですが、それ以外の日でも、植え付けやビニールを張るといった作業をやる等のラインが届けば出来る限りサポートしています。YouTubeで見たと言って、鉄棒に銅線を巻いたものを畑に立てたり、みなさんのやる事に私も刺激を受けています。だいたい30分から1時間くらい畑にきて作業されているので、それがちょうどいいのかもしれませんね」と、話されていました。是非、畑と直接つながる醍醐味を暮らしの中に取り入れて頂ければと思います。

 

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