約2年ぶりの開催! 佐藤先生の健康講座 「五穀の健康法」レポート 野菜情報VOL.607 令和4年5/8~5/14

 

 4月27日、佐藤先生の健康講座「~元気な毎日を過ごすためには主食が大事です~ 【五穀の健康法】」が開催されました。今週はその講座の内容をレポートいたします。「五穀」とは「米・麦・アワ・ひえ・きび」それに「豆」や「そば」を入れた総称で、それらは世界各国の民族が土地柄や風土の中で選び、長く食べ続けてきた「主食たち」です。「主食」とはそれを食べ、あとは塩と水があれば生きていけるという食べもの事で、生命存続の柱となる食べものの事です。

 それぞれの生き物の「主食」は何なのか?それを表しているのが歯の構造です。馬や牛には門歯という草を切る歯しかなく、ライオンのような肉食獣には肉をちぎる犬歯しかありません。人間の歯は6割が臼歯(穀物をすり潰す歯)、3割が門歯、そして1割が犬歯の雑食です。この割合が本来の人間の健康を維持する食事の分量なのですが、それが狂うと生活習慣病などの病気の原因になります。

 そして主食と呼べる穀物は未精白であるということが前提になります。胚芽などの本来の栄養を削り取った穀類は主食にはなりません。ビタミン・ミネラル・食物繊維の欠乏、栄養のアンバランスがその原因です。食べものは「一物全体食」という、「食べものは全体でひとつの命であり、それを丸ごといただく」という考え方が健康を育てます。穀類は精米をしない未精白のもの、野菜は皮ごと全体をとることが大事です。ちなみにどんなに体にいいと言われている油(例えばアマニ油他)でもそれだけを取り過ぎると病気の原因となりますが、胡麻や大豆、魚などの全体食で油をとる限りトラブルのもとにはなりません。また、穀物の胚芽には西洋医学の薬や漢方にも決して存在しない免疫力を上げる力があるそうです。

 佐藤先生の薬方堂では「白米用雑穀」と「玄米用雑穀」を製品化しており、ひえ、きび、あわといった雑穀を直接頂いているのが岩手県岩泉町の農家さんたちです。提携は15年以上にもわたり、佐藤先生は、毎年、農家さんのお手伝いに出かけられてきました(コロナでこの2年はご迷惑になる為、休んでいるそうです)。岩泉町は日本で最後(昭和40年代)まで雑穀と共に暮らしてきた生活が日常として残っていた地域で、水の透明度が高い事でも有名な龍泉洞の村としても有名です。

 農家さんたちも病気の人たちが良くなるための食事に使う雑穀だということを理解してくださり、「薬方堂」に出す雑穀は他の畑と分けて栽培し、それを集荷する公社の方々も「薬方堂」の雑穀を分けて保管してくださっています。現在、国内には実際の国内製造量の10倍の国産雑穀が出回っている現実があります。それらは中国産の鳥などの飼料用の穀物として非常に安価で輸入されたもので農薬やポストハーベストの問題があります。健康のために雑穀を食べていたら、そのような栽培をされていたものを口に入れていたという事実だけは避けたいですね。

次回、佐藤先生の健康講座は5月18日(水)に「全身の病 ガンを東洋医学から読み解く」を開催いたします。日本人の死亡原因の1位はガンであり、2020年には37万5518人が亡なりました。その中で、佐藤先生の「薬方堂」は多くのガンの方たちと向き合い、未来への希望を届けてきました。現在ガンという病と向き合い苦しんでいる方はもちろん、今はまだ患っていない方もどのように向き合うかで未来がわかれます。ガンは現代人の国民病であり、どなたにも必聴の講座です。

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