「新たなる未来へ」野菜情報VOL.579 令和3年10/10~10/16

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2020年に世界の飢餓が劇的に悪化したことを、ユニセフなど国連の5つ機関で発行している「世界の食糧安全保障と栄養の現状」という報告書を発表しました。そして、その多くは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるものと考えられ、まだ完全には把握できていないが、昨年は世界人口の約10分の1、最大で8億1,100万人が栄養不足に陥ったと推定されています。

そんな折、NHKスペシャル「飽食の悪夢~食糧クライシス」という番組が放送されました。それは近未来に起きる「食糧危機という世界的パンデミック」を警告する内容で、急速に進む温暖化や土地の荒廃、水の枯渇が世界の食糧庫である穀倉地帯の被害が年々増大している現状のままで、世界の富める国と貧しい国の間での「水」や「食料」の偏りが是正されなければ世界各地で暴動が引き起こされ、食料が手に入らくなるというフードショックが起きる事態を指摘しています。

番組では、持続可能な変革への第一歩として、食糧問題に取り組む「EAT財団」が2019年に発表した「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」という「食事スタイル」を取り上げていました。各分野で活躍している37人の世界的研究者の治験をもとに開発した健康にも配慮した地球に理想的な食事です。ワンプレートの中に半分は野菜、残りはナッツ類や豆類や穀物とわずかな肉が盛られています。肉類は少量のみ食べる事ができ、日本などの先進国は、現在の1週間の肉類の消費量を7~8割減まで減らさなければなりません。財団のリーダーの1人、ウォルター・ウィレットさんは「個人の健康とそれ以上のものに焦点を当てて、世界の食生活は劇的に変化しなくてはなりません」と語っています。

「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」で提案されている人類が存続し地球の自然生態系が維持できる食事は、佐藤成志先生に長年ご指導いただいている食事療法の食事と、驚くほど似ています。未精白の穀類と豆類が5割に、野菜が3~4割、残りが小魚や肉などのたんぱく質(ただし病気治療の場合、動物性たんぱく質は厳禁です)です。ただ「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」と違うのは、地球のためにと強いられるものではなく、あくまでも自分の「健康」を育てるための食事だということです。そしてそれが同心円で地球の「健康」にも波紋を拡げていきます。

2021年10月1日、「げんきの市場」のホームページがリニューアルいたしました。ウエブサイトのURLはhttps://genkinoichiba.com/です。ぜひ一度お立ち寄りください。このHPのリニューアルを私たち「げんきの市場」の新たなるスタートとして、私たちの時代の中で、土の生命から育まれる私たちの身体と暮らしの「健康」が、より広く地球へと広がっていきますようにさらに積極的に発信していきたいと考えております。そして、

私が健康になることは地球が健康になること

私が幸せになることは地球が幸せになること

そんな喜びのストーリーを、特別な出来事としてではなく、私たちが日々の暮らしの中で育みながら、それが少しでもよりよい地球の未来をつなぎ合わせていく事になればと心より願います。

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