オーガニック生産者の平野さんが育てるスーパーフード 野菜情報VOL.768令和7年11/16~11/22

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 今、スーパーフードとして注目されている「カリーノケール」。世界のスーパーセレブたちが健康のためにせっせと食べています。「げんきの市場」でも、この冬、吉川市のオーガニック生産者の平野さんが毎週、市場に並べ、実際、店頭でも良く売れています。「カリーノケール」がスーパーフードと呼ばれるその理由はポリフェノールの含有量が野菜の中でもトップクラスで、11種類のビタミンと13種類のミネラルが一度にとれるからです。そして、βカロティン(ビタミンA)とビタミンC,Eが同時に摂れ、活性酸素の働きを抑えるポリフェノールが多いことから、体内美容を後押ししてくれると言われています。その為か、別名「野菜の王様」とも呼ばれています。

 「ケール」というと一般に青汁のイメージで「苦い」という印象ですが、「カリーノケール」は生食でも美味しく食べられるようにとつくられた品種で、サラダで食べても苦みやエグ味も程よく、また、加熱するとより甘みが出て味わい深くなります。そこで、生産者の平野さんにご自宅での食べ方をお聞きしました。「最近は簡単なサラダでよく食べています。茎は少しかたく生食には向かないので、茎から葉を絞るように外したら、オリーブオイルに塩、それに削ったチーズを振りかけて食べています。もし、これにバルサミコ酢も加われば、もう最高ですよ! 振りかけるチーズはお好みのものでいいですよ」。ほかにも、カリーノケールを良く買っているスタッフKさんは、「カリーノケールの葉をからしマヨネーズと胡椒で味付けしてそれをサンドイッチにして食べてます。具はカリーノケールだけ。このシンプルが美味しいんです」との事。また、スタッフFさんは、カリーノケールと胡麻ドレッシングって、抜群に合うんですよ」、今、ご自宅ではまっているそうです。

 平野さんは「カリーノケール」の仲間の「カーボロネロ」も育てています。一般的なキャベツより緑が濃いので別名「黒キャベツ」と呼ばれているイタリアのトスカーナ地方が生まれの結球しない葉キャベツです。「カリーノケール」同様に、栄養価は野菜の中でもトップクラスのスーパーフード。平野さんが「カーボロネロ」をご自宅でどのように食べているかをお伺いすると、「カーボロネロは醤油味にも良く合うので、和洋中問わず、煮込み料理なら何でも良く合いますね。ただ、茎の部分は固いので、切って外してください。いくら煮ても葉がとける事がないので、寒いこの時期にお勧めの野菜です」。また、スタッフKいわく、「どちらも、ペペロンチーノに入れるとそれぞれの葉の味が楽しめていいですよ」との事。皆様もぜひ、それぞれの野菜をお試しください。

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