野菜情報VOL.762 令和7年9/14~9/20
今週は名倉さん御自身の農園セットの「やさいかん通信」の9月第1週と第2週を掲載させて頂きます。
9月第1週の「やさいかん通信」から
今秋から9月ですよ!ほんとかな?と思いますが…本当なんですよねー。露地でトマトやピーマン、ナスなどが暑さに枯れてしまう季節って、これ…どうなの?と思いますよねー。このナス科の連中の過去をさかのぼった歴史の中で、経験がないことでしょうから、早い話、まだ、この暑さに対応できない!ということですね!彼らの歴史の中で初めての体験という事ですね。「やさいかん」の歴史32年の中では少なくても初めての経験です。記憶では50年ほど前は30℃を超えると暑い暑いと騒いでいたことを思い出しますネ!また私の中でもナス科ってこんなに暑さに弱かったんだ~!と、あらためて勉強になりました。野菜は1℃の違いが大きな成育の差に関係しますので、そのデリケートさにびっくりですね。もっとも炎天下にさらされ1日中直射日光を浴びていたら無理もないですかねー。さて、「やさいかん」先程申し上げたとおり、この有機野菜の栽培を開始して以来、はじめてこの時期にピーマンがない!!というビックリな事態になっております。ひとまず今週はお休みとして少しでも涼しくなればようやく花が咲きます。そして受粉…。受粉してから早くて3週間かかりますので、9月第4週からうまくいけば復活する見込みとなります。枯れなければの話ですけど…。約200株定植した中ですでに枯れてしまっている本数が120~130株。これもはじめての経験です。残りの株数の復活を待つばかりですね!トマトは全滅!!ミニトマトは半分生き残りがいますからそれが復活しそうです。残りの期間にどれだけがんばれるか…。ですね。 〈原文一部掲載〉
9月第2週の「やさいかん通信」から
こんにちは!いつも「やさいかん」のご利用まことにありがとうございます!今週で9月第2週、ようやく朝晩は、ほんとにようやく秋らしくなってきました。なんといっても午後の木々の影…。盛夏の時期とは違っていくぶん長い影となってきて風景は秋らしいのですが、気温は昼間はまだまだ夏ですねー。でももう午後1番の時間帯(1:00~3:00)に作業しても、先日のような汗でグショグショにはなりませんね!やっぱり風が、秋風が混じった感じ…。この感じが例年ですと8月20日くらいですので、やはり3週間後にずれた感じでしょうか?ムー。このまま11月の霜、初霜が3週間ズレてくれれば問題ないのですが…、そううまくいくでしょうか?まあズレなくても例年どおりの初霜でしたら、今年だけ異常だった!という何となく安心なのですが、これがほんと初霜も3週間ズレて12中旬だったとしたら…この環境…ヤバイですかね??この温暖化、もう間に合わない…と言う学者もチラホラ。ある学者は都市や最近は農村部まで照明による明るさが目立ち、地球全体が夜でも明るい惑星となり地球の肺と言われているアマゾンの森林が眠れなくなり(二酸化炭素を吸って酸素を出す運動)枯れていく方向に、このままだと向かうようだ!!とも…。もちろんそうなりますと温暖化は加速するわけで…。ん-。やっぱり夜は電気、電灯を消してゆっくり寝るべきでしょうかねー。このような論点耳にしてしまうと、なんだか私も夜なべ…自粛したくなりますが…。自営業は大なり小なり、そんな人が少なくないのでしょうかねー。法律できめてくれませんかねー。無理か!!でも、今なんとか本気にならないと…とも思ったりしますがねー。その方向にベクトルが向いたら、なんだかドミノ式に次々に温暖化の各種弊害が発生しそうでコワイですよねー。経済の発展がそんなに大切なことなのかと…思ってしまうんですけどねー、でも若い時はそんなこと考えなかったもんなー。農業に身を置いているから…特に肌感覚で感じるわけで…。影響の変化をまともに受けている野菜達…。この変化に耐えられなくて枯れて死んでいく株達。これは野菜達だけに留まる話かどうか…。ん-、やっぱりとどまりませんでした!!では遅すぎますよねー。なんだかなあー。心配しすぎかしら…?皆さんはどう思いますか?ん-。今週の通信、気が付いたらこんな文になってしまいました!シリアスすぎたかしら…。でも今夜も白菜と菜花の種まきが夜なべとして作業が待っている~~!! 〈原文そのまま掲載〉