食事を変える事が如何に原動力になるのか?実話から考える 野菜情報VOL.723令和6年10/6~10/12

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 長年、げんきの市場で健康講座をご指導いただいた佐藤成志先生(現在、お世話になっている佐藤秀彦先生のお父様です)は、よく講習会の中で、先生が実際にご指導されて良くなられた方のエピソードをお話していただく事がありました。そうした話の数々は、食事を変える事がいかに健康を取り戻す原動力になるのかを実感させてくださいました。今週はそうした中のお1人で、「日刊ゲンダイ」にご自身の実名入りでご紹介された方のお話を掲載いたします。その体験は「私はこうして重大病から生還した ―完治までの闘病の記録―」という題名で掲載されました。そして、その記事の中では重大病を克服するきっかけとなった佐藤先生の食事療法もご紹介されています。

 この男性は52歳の時に水を飲んでも喉が渇き、食事を食べているにもかかわらず3か月で13㎏も体重が減り、検査をすると、そこで重度の糖尿病と診断されました。「本来なら即入院です」と言われながらも、仕事が忙しく「病気は医者が治してくれるもの」と自身の重度の糖尿病を真剣に取り組まずに過ごしました。そして、その間に糖尿病の合併症である血管の動脈硬化は進行し、それから6年がたった58歳の時に心筋梗塞を発症しました。そして、その男性はそれからわずか1年の間に、なんと4回もの心筋梗塞を繰り返すことになります。そして、その4回目の発作の時は、3分間心臓が止まるという危機的状態まで行きましたが、医師の電気ショックによる蘇生処置で一命を取り止める事が出来ました。そして、意識を取り戻したのはそれから3日後の事でした。

 4回目の発作が起きた時、その男性は食事中でした。気分が悪くなり、奥様に救急車を呼んでもらい意識を失いました。そして救急車の中で昏睡し意識は途切れたままの中、なぜか救急隊員の話し声が耳に届いたそうです。それは「心臓の3分の1が壊死しており、これはもう助からない」という言葉でした。それまで医者や奥様に何を言われても意に介さず、好きなようにその男性は生きてきましたが、救急隊員の「もう助からない」という言葉を聞いた時に、始めて「俺はまだ生きたい」と心底思いました。そして、蘇生処置で一命を取り止めて退院してからは、それまでは聞き流していた佐藤先生の食事療法に真剣に取り組む事を決心しました。

 佐藤先生のご指導されている食事は「穀菜食」です。それは主食には玄米雑穀ごはん、副食は野菜、海藻、小魚、貝類、豆腐、納豆、漬物、みそ汁です。そして、肉、刺身、卵、牛乳、油物、甘いものといった、現代人が大好きで食べ過ぎてしまう食べ物は一切口にしないというものでした。奥様は佐藤先生のご指導を受けて食事を作り応援してくれました。取り上げられた記事の中には「最初はこんな質素な食事でいいのかなと思えるものでしたが、疲れないし、体調はかえってグングンよくなっていきました…」というご本人のコメントが載っています。そして、それから5年後の検査では心電図、レントゲン検査、血液検査は正常な数値に変わり、死の淵まで言った重度の糖尿病は克服されました。このように佐藤先生の指導をお受けになる方は、西洋医学に見放された方が殆どです。そうした方々と正面から向き合い、「結果が全て。治ればいいです」と、40年以上にわたり、ご指導をされ続けている経験から導き出された「健康講座」は私たちにとって宝です。是非一度、深刻な病になる前に佐藤先生の「健康講座」に参加され、幸せな毎日をお守りください。

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