バターナッツとコリンキーで彩るハロウィン料理特集

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野菜情報VOL.766 令和7年10/19~10/25

「今年は南瓜だけは出来がいいんですよねぇ~。」
 野菜情報VOL.762の中で夏野菜が猛暑で畑で枯れている状態を書いた名倉さんが、「げんきの市場」の店頭に南瓜を並べながら嬉しそうに話されていました。そう言えば今年は店頭に何人もの生産者の方からえびす南瓜、バターナッツ、コリンキーといった南瓜の仲間がところせましと並んでいます。その中でもえびす南瓜のような日本の南瓜はそれなりに売れていきますが、バターナッツやコリンキー等の変わった南瓜は苦戦しています。今年の10月31日はハロウィン、街中で南瓜を飾るこの時期に、今年の猛暑の中でも自然界から届いた南瓜たちを食卓にあげて、今年のハロウィンを楽しみませんか?そんな訳で今週は料理特集です。まずは市場常連のお客様M.Iさんから…。

 今から40年前、夫の仕事の関係でアルゼンチンのブエノスアイレスで、5年間暮らしていたの。向こうでは南瓜といえばバターナッツ。スープにすると美味しくて…、毎度バターナッツをスープで食べていました。バターナッツは皮をむいて縦半分に切って種をとり、等分(3~4㎝位)の適当な大きさに切ります。次に玉葱をみじん切りにして、油をひいて炒めます。水を入れコンソメ、お好みで塩胡椒等を入れ、バターナッツを入れ、とろける感じになるまで煮込みます。具もお好みでトマト、ピーマン、人参等を細かく刻んでミネストローネ風も美味しいです。玉葱を炒める時にオイスターソースを入れるとコクのある味付けになります。アルゼンチンの家庭の味で飽きません。

 他にも「げんきの市場」のお客様から頂いたバターナッツ&コリンキーのレシピです

☆バターナッツのカボチャプリンおいしいです
「皮と種をとって適当な大きさに切ったバターナッツをヒタヒタの水で煮て、煮水ごとミキサーに入れ、そこに牛乳をたし、攪拌します。塩コショウを入れ、これをスープのまま飲むことも出来るし、ゼライスパウダーを入れて冷やすとプリンになります。病気の人に食べさせたら、食欲が出るといって喜ばれました」(Mさんのレシピ)

☆バターナッツはポテトサラダみたいにどうぞ
「皮をむいて適当な大きさに切って、茹でてじゃがいもの代わりにポテトサラダのようにするとおいしいです」(生産者の山崎さんからのレシピ)

☆コリンキー万能漬け
「皮と種をとり、短冊に切ったコリンキーを浅漬け用のビニール袋に入れ1パーセントの重量の塩と砂糖・お酢少々を入れてよくもみ混ぜ、空気を抜いて口を閉め、冷蔵庫で1日寝かせれば出来上がり。これをサラダやマリネに入れたり、豚肉と青梗菜と一緒に味噌味で炒めたり、炒めた玉葱とトマトジュースで煮て、パセリと刻みハムをちらして食べたりと、浅漬け意外にも色々と活用できます。

☆すっかりコリンキーは食べなれました
「コリンキーは皮をむかずにそのまま薄切りにスライスします。それに玉ねぎの薄切りを合わせて、梅酢(なければ酢でも可)でまぶし、ダシ昆布を小さく切って混ぜておいて置きます。たまにかき混ぜながら、冷蔵庫の中に2~3時間入れておくと出来上がります。浅漬けみたいな感じで、玉ねぎから甘みが出るので砂糖を入れなくてもいいです。コリンキーの青臭さがなくなり、パリパリした食感でおいしいですよ。すっかりコリンキーは食べなれました」(お客様のSさんからのレシピ)

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